音楽辞典

  • アゴーギッグAgogik(独) ・・・音楽用語。 演奏においてテンポやリズムを意図的に変化させることで行う、音楽上の表現の一つ。リットやテンポルバート等
  • アリア((英・伊))・・・旋律的な独唱曲。詠唱。
  • アンプロンプテュ(仏 impromptu)・・・即興曲。即興的な要素はあるものの、実際には即興で作られたものではないのが通例。

  • インテルメッツォ(伊 intermezzo)・・・間奏曲。作品と作品の間に挿入される。
  • ベンション(Invention)英/独・・・発明、創意の意味。多くの場合、バッハの対位法的な器楽の小品をさす

  • エチュード(仏etude)・・・練習曲、演奏のテクニックを習得するためにつくられた楽曲。
  •  ・・・日本語で♯(シャープ)

  • オペラ(opera(英・伊))・・・歌劇
  • オペレッタ(operetta(伊))・・・喜歌劇、軽歌劇
  • オラトリオ(oratorio(伊、英、仏))・・・独唱、合唱、管弦楽によって、キリストの物語を叙事的に表現した曲。舞台装置も演技もない宗教的声楽劇音楽。

  • カノン Kanon(独)、Canon(英、仏)、1Canone(伊)・・・対位法的な手法によって、臨床風に作曲された器楽曲。一声部全体が後追い模倣される
  • カルテット(quartet)・・・4重奏
  • カンタータ cantata(伊)・・・レチタティーヴォからなる独唱曲。歌詩の中に聖書の格言を入れた協会の礼拝用音楽
  • カプリチォ(伊 capriccio)・・・奇想曲。バロック時代には「形式にあまり拘束されない曲」、19世紀には「愉快で気まぐれな局長の楽曲」が名付けられた

  • 協奏曲   ・・コンツェルト(伊)  協力して演奏する意味 多くは、ソロ楽器+オーケストラの3楽章構成のものを指す。30人~60人の編成  (ピアノコンツェルト、オーボエ協奏曲等があります)

  • 原典版・・・作曲家が書き記した楽譜を、出来る限りそのままの状態で再現した楽譜のこと

  • 交響曲・・・シンフォニー(伊)多楽章からなる管弦楽曲(オーケストラのために書かれた長長大な作品(オーケストラのために書かれているのでソリストはいません))40人~80人の大編成
  • コーラス(chorus(英))・・・合唱、合唱曲
  • コンチェルト(伊・英・仏 concert)・・・協奏曲

さ行

  • シンフォニック ウィンド オーケストラ Symphonic wind orchestra(英)、Symphonic band(英)・・・吹奏楽のこと。木管、金管、打楽器による交響的管楽器合奏体。42~45人ぐらいが標準編成。
  • ブラスバンド brass band(英)・・・金管楽器を主体とした合奏体。本来の編成はあまり大人数ではない。

  • ソナタ(Sonata(独、仏))(sonata(英、伊))・・・提示部(第1・第2主題)、展開部、再現部(第1,第2主題)よりなる器楽の作曲形式
  • ソナティナ(Sonatina(独、仏))、ソナティナ(sonatina(伊、英))・・・内容的にも形式的とものに小規模なソナタ。日本ではソナチネと呼んでいる。

  • デュオ(duo)・・・2重奏。ピアノでいうと連弾

  • トッカータ tocatta(伊)・・・形式は自由で、演奏技巧を誇示するはなやかな曲。(本来は鍵盤楽器のための曲)
  • トリオ(torio)・・・3重奏

  • ノクターン(英・仏 noctune)夜想曲、夢想的な曲調のピアノ曲。

  • パストラール(伊 pastorale)・・・田園曲、田園を思わせるのどかな曲調の楽曲
  • バラード(ballade(仏))・・・叙事的な声楽および器楽曲
  • バリエーション(ヴァリエーション)variation(独、伊、仏、英)・・・変奏曲
  • バルカローレ(barcarole)・・・舟歌。開始や導入に用いられる曲。19世紀以降には、独立した楽曲にも名付けられた。(19世紀(1801~1900)は、ショパン1810年生まれ、シューマンやリストなどです。ショパン、シューマン、リスト〇。ベートーベン1827年没△、1791年没のモーツァルトは✖。

  • プレリュード(prelude)・・・前奏曲。開始や導入に用いられる楽曲。19世紀以降には、独立した楽曲にもつけられています。
  • フーガ Fuge(独),fuga(伊)・・・同じ主題が模倣手法により、高さを替えて反復呈示される服旋律的器楽曲

  • 変(へん)・・・日本語で、♭(フラット)の意味

  • ポロネーズ(polonaise(仏))・・・18世紀の北ヨーロッパに流行したポーランドの公民的民族舞曲 *祖国ポーランドのポロネーズをショパンは数多く作曲している
  • ボレロ(bolero(スペイン))・・・18世紀に流行したスペインの代表的民族舞曲

  • ミサ(misa(伊、ラテン))・・・キリスト協会(本来はローマ・カトリック教会)におけるキリストのシと復活の記念葬儀の音楽

  • メヌエット(Menuett(独)menuet(仏))・・・17世紀のフランスに流行した小さなステップの踊り

  • リート(Lied(独)・・・ドイツの芸術的歌曲
  • リーダークライス(Liederkreis(独))・・・連作歌曲。ハイネの詩によるシューマンの歌曲集など。

  • レクイエム(requiem(ラテン))・・・「休息」の意味、キリスト教(ローマカトリック教会)における死者のための典礼の音楽(ミサ曲)
  • レチティーボ(recitativo(伊))レシタティーヴ(recitative(英))・・・子ど場を話すように歌う歌い方。叙唱。

  • ロンド(Rondo(英、伊、仏))、(rondo(独))・・・主なテーマが、異なる挿入部を挟んで数回繰り返される器楽の作曲形式

  • ワルツ(Wltsz(英)Walzer(独))・・・19世紀のヨーロッパに流行した3拍子の舞曲
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