ショパンの最初と最後に作曲した曲とは?

ショパンが7歳の時に作曲した曲 ショパン

偉大なる作曲家でありピアニストであったフレデリックショパン。1810年~1849年の39年間の人生でつくった曲は全部でおよそ270曲あります。(正確には言えない、作品番号のないものや、紛失したもの、プレリュードのように1つの作品に24曲あるものがある等理由は様々)

その素晴らしいショパンの作品、初めての曲は何歳の時でどんな曲だったのか、最後の曲はどんな曲なのかをご紹介します。

ショパンが初めて作曲した曲とは?

ショパンが最初に作曲したのは、1817年の若干7歳の時。

ポロネーズ 変ロ長調 また、その他(紛失した)舞曲、変奏曲、行進曲などを作曲したと言われています。

そして同じく7歳の時につくられ、1817年11月ワルシャワのJ・J・ツィブルスキ神父の手で出版され「パミェントニク・ワルシャワフスキ」誌に評が載った曲が「ポロネーズ ト短調」。コンクールや発表会で子供たちが弾いているのを耳にします。

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7歳までのショパン

ショパンの家は父親がフランス語教師で、裕福な暮らしをしていました。宮殿に住んでおり、ショパンは4歳頃にはダンスのピアノ伴奏をする母とショパンの姉に手ほどきをうけたと言われています。その才能は素晴らしく、あっという間に母も姉も追い越し、6歳の時にはすでに耳コピと即興演奏を得意としていたそうです。そして6歳の時に講師を探し、ヴォイ・ジェフ・ジヴヌィのピアノレッスンを開始しました。

そして、翌年7歳作曲し楽譜におこされ残っている作品が ポロネーズ 変ロ長調、ポロネーズ ト短調 となったわけです。

ショパンが7歳で作曲 ポロネーズ変ロ長調とト短調

ポロネーズ変ロ長調も ポロネーズト短調も 祖国の舞曲ポロネーズが用いられています。素朴で繊細な響きが色濃く投影された曲です。そして素直な童心が映し出された清らかな曲です。(演奏3分)

ポロネーズ 変ロ長調

ショパン ポロネーズ ト短調  演奏:長島達也

始まりに広告あり

ショパン ポロネーズ ト短調 の演奏と解説を ピアニストの長島達也さんがupされています。

  • 0:00~ ショパンポロネーズ ト短調 演奏
  • 3:08~ 説明

ショパンが最後につくった曲

ショパンが最後につくった曲は マズルカ へ短調 Op68-4

1849年  10月17日に39歳の若さで亡くなったショパン。その4,5か月前の5~6月頃にパリに家を借りそこでこの未完となった最後の曲、マズルカ へ短調 Op68‐4をスケッチしました。

8月30日、健康状態が悪化、10月には起き上がる事も出来なくなったショパンは、マズルカ、へ短調をピアノで演奏することも出来ず同年10月17日に逝去しました。

未完となったマズルカへ短調ですが、新ショパン全集では、中間部が補完、校訂され出版されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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